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利点
 ・近視の視力を補正するために使用していた眼鏡やコンタクトレンズ等の道具が不要になるレーシックでは老眼を矯正することはできない。よって、老眼の進行状況によっては、老眼を補正するためのの眼鏡が必要となる。
 ・就業にある程度の裸眼視力が必要な職業の場合、就業することが可能となる。

視力矯正手術の種類
 ・レーシック
 ・イントラレーシック
 ・エピレーシック
 ・ラセック
 ・ウェーブフロント
 ・フェイキックIOL
 ・PRK
 ・フレックスPRK
 ・放射状角膜切開術(PK)

欠点
 ・レーシックの既往歴があるために就業できない資格がある航空身体検査基準ではレーシックなどの屈折矯正手術の既往は不適合なので、レーシックを受けた経験のある者はパイロットになれない。一定度数以内の眼鏡やコンタクトレンズによる矯正ならば可能である。
 ・失敗・術後合併症等のリスクが存在する。
 ・歴史が浅いため、長期に渡る安全性が実証されていない。ごくまれではあるが、術後、近視に戻る症例も報告されている。
 ・術後角膜に微細な傷痕が残る。他人から見る分には全く分からない傷痕だが、これにより次のような症状が出ることがある。
  ・角膜の傷によって光線が撹乱され、網膜像のコントラストが低下する。
  ・術後、一過的または継続的にハロ・グレアが出現する。
 ・角膜が薄くなる分変形しやすくなるため、体調や天候・高度によって視力が変動しやすくなる。
 ・角膜中心部の曲率しか変わらないので、夜間瞳孔が開くと、角膜周辺部の術前と変わらぬ曲率をもつ部分を通った光線が網膜に到達し、二重像を生じたり夜間視力が低下したりすることがある。
 ・フラップの作成により角膜中心部の知覚神経が切断されるため、ドライアイになることがある。
 ・フラップは時間の経過とともに安全な強度に近づくが、完全に元には戻らない。強い外圧がかかるとごくまれにフラップがずれる場合がある。このため格闘技の選手等には向かない。フラップを作らずに角膜上皮から削ることで屈曲率を矯正するPRKや、フラップを再生させることが出来るラセックと呼ばれる同種の手術もあるので、特にスポーツ選手はこちらを選ぶこともある。

レーシック

レーシック (LASIK: ''Laser in Situ Keratomileusis'' ) とは角膜屈折矯正手術の一種で、目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術である。一般的に近視の場合は、眼鏡やコンタクトレンズ等の道具を使用することにより視力を補正するが、角膜を矯正手術することにより限りなく正視の状態に近づける手術である。裸眼のまま、一定の視力が確保される。1990年代にアメリカを中心にその手術方法が認知されるようになった。

一般的な手術の流れ
・1〜3週間前よりコンタクトレンズ装用者は裸眼状態にする必要がある。
・検査は、散瞳検査で約1時間 適応検査に約10分、診察に約5分、相談および説明に約20分、そして手術待ち時間が付加される。瞳孔を目薬で開けさせ検査するため、検査状態後2〜3時間は、瞳のレンズが開いた状態のため、まぶしく感じる。
・手術は15分程度。その後は手術直後の検査等に2〜3時間掛かる。
・翌日検査、1週間後検査、1ヶ月後検査と合計3回程度通う必要がある。

日本での現状
日本での歴史は、2000年にエキシマレーザー装置が医療器具として認可され、販売が許可されたことから始まっている。日本国内では、手術名称は「角膜屈折矯正手術」と呼ばれている。現在のところ治療には健康保険が適用されず、自由診療である事から手術費用は診療所や医院によって幅があり、10~50万円程度まで開きがある。2000年には年間2万人程度であったのが、2008年には年間40万人程度が手術を受けていると推測されているJ-CASTニュース神戸新聞

年々手術を受けている人は増加しているものの、視力矯正器具の眼鏡やコンタクトレンズに対し日本国内での認知度が低い。有名人がレーシック手術体験者となった『博士の異常な健康』(水道橋博士 アスペクト)で紹介されているほか、やしきたかじんも番組内で語っている。という情報が本や雑誌で紹介されるのは、レーシック手術を受ける事が珍しいという事情がある。

概要
イントラレース(レーザー)もしくは、マイクロケラトーム(カンナのような機械)で角膜の表面を薄くスライスし、フラップ(ふた状のもの)を作り、めくる。表出した角膜実質層にエキシマレーザーを照射し、角膜の一部を削る(蒸散させる)。その後、フラップを元の状態に戻し、フラップが自然に吸着する。角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正される。視力は術後直後から1日程度で矯正される。視力が安定するには1週間から1月程度を要し、90%以上の人が裸眼視力1.0以上になる。

角膜に一定の厚さが必要なため、角膜が薄い場合や眼に疾患等を抱えている場合は、手術が受けられない。また、近視の進行する10代などの若いうちは手術が受けられない。

アメリカにおいては、毎年100万人以上の方が手術を受けており、近視になっている者のおおよそ1割が手術を受けているといわれる。

不祥事
 ・レーシック手術を用いた詐欺があったという告発もある。週刊誌にて品川近視クリニックの集客手法に、偽装や詐欺の疑いがあるとされた週刊新潮 2008年8月7日号
 ・2008年から2009年にかけ、東京・銀座にある眼科でレーシックによる近視の矯正手術を受けた患者67人が、感染性角膜炎などに集団感染していたことが判明。中央区などによると、2008年9月から2009年2月にかけ、「銀座眼科」でレーシック手術を受けた患者639人のうち1割に当たる67人が感染性角膜炎などを発症し、うち2人が入院中。レーシック手術に適応するかチェックせず即日に手術を行うなどずさんな事前検査の体制や、日常的に手術室が待合から見えるほど衛生的に隔離されておらず、また医療器具の消毒が不十分だったことが集団感染の原因と見ており、2009年2月に入って3回の立ち入り調査を行っている読売新聞

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